289 月

改修工事の検証
工事を依頼した業者に「工事終了後、数戸での受信レベル測定」を約束させましたね。
左図は【住宅貫通方式配線】ですが、最末端の住宅(K)の「受信レベルの測定」をさせてください。
測定個所は多いにこしたことはありませんが,全ての【地デジのチャンネル】が50db以上あれば工事は成功です。
首都圏南部を例にとります。
- CH-21 ~ CH-27 が対象 とします(放送出力=10kW)
- CH-18 テレビ神奈川TVK向けにアンテナが設置されていない時は対象外(放送出力=10kW)
- CH-20 MXテレビは「東京のローカル放送」ですので23区以外は対象外と考えます(放送出力=3kW)
- CH-28 放送大学 は送信出力が他局の半分なので受信dbは低めです(放送出力=5kW)
以上を考慮しながら、各戸の受信電圧を測定ましょう
- 左図 E 点で 80db以上が望ましい。終端が50db以下の時には、ブースターの調整又は、増強を検討しましょう。
- 左図 K が 50db以上あれば、ひとまず成功です
- 左図 F - K > 10db の時は、G,H,J 点を測定し、各点毎の差を調べます
10db以上差があれば、その間の配線が切断しているか、接触不良が考えられます
**当方では、マスプロ電工 デジタルレベルチェッカー LCN2を使用しています。
018 月
では、実際の改修工事はどのようなステップで行えばいいでしょうか? 筆者のマンションの方法を参考のために掲載します。
- 現状のアナログ放送の受信状況を掌握する為に、全戸に対するアンケートを行う
- アンケート用紙を利用して、住民に以下を明確に伝える
- 工事内容の詳細(工事費用を含む)
- 地デジ工事には、BS/CS110/CS放送は含まれない
- 工事後、受信状況の再アンケートを行い、結果が悪ければ『再工事を行う』
- 地域の業者、2/3業者に「地デジ対応アンテナ」設置の見積もりを依頼する
- 「ブースター交換」「混合器交換」を主張する業者は除外したほうがいいかも・・・・
- 「家庭内のTV端子」の交換は必要な場合があるから、よく説明を聞く
- 見積もりの内容を検討する。「地デジ対応アンテナ」は50000円以下の筈
- 業者毎に「面接」を行う
- 業者の知識レベルを確認する
- 保証を付けさせる、期間は一年以上
- 価格交渉(値引き)を行うことは云うまでも無い
- 工事終了後、数戸での受信レベル測定を約束させる。(資料として残す)
- 引き続いて工事を依頼する事を考慮しておく
- 選定した業者に工事を依頼する
- 工事期間と、テレビが見れない時間があることを住民に通知する
- 工事完了と、地デジを受信出来るかの確認作業を行う。(まだ完工ではない)
- 地デジの受信状況を掌握する為に、再度全戸に対してアンケートを行う
- アンケートの結果が良ければ改良工事が完了
- アンケートの結果が悪ければ、次ページを参考に追加工事を検討する
**参考工事価格(建物、戸数によって変動しますのでご注意ください)
**30~50万円 「地デジ対応UHFアンテナ」50000円+混合器5000円+架設部品代+工事費
**家庭のTV端子の交換が必要な場合 (3000円+工事費)* 戸数
次ページでは、アンケートの結果が悪い時の対処方法と、追加工事の検討をお話しいたします
では、笑顔で、地デジ放送が見れますように!
Tags: UHF, UHFアンテナ, 住宅完結方式, 住宅貫通方式, 共同受信, 共同受信システム, 地デジ, 地デジ対応
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