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  • 317 月

    アナログ放送終了/地上デジタル放送への移行日の接近と共に『社会問題』として大きく取り上げられてきました。
    NHKのテレビ画面には「アナログ」の表示が出るし、放送では毎日【地デジ】【地デジ】と連呼し始めましたし、新聞には、「共同住宅での地デジ対応状況」の記事が、対応工事の遅れを囃しています。

    各管理組合の管理者の皆様方の対応状況はいかがでしょうか?

    では、【まずは、「地デジ対応UHFアンテナ」を追加してみる】をお話しします。

    はじめに一つ質問があります。
    問. 今まで、共同受信システムの「地デジ対応工事費」はどの位とお考えでしたか?

    1.  30万円
    2.  50万円
    3. 100万円
    4. 1000万円
    5. 10000万円
    6. 想像できない

    答.
    共同住宅の建設された時期、規模によって差があると思いますが、現在の設備が

    1. UHF放送が受信できる     —->> 30~50万円 + xx
    2. BS放送が受信できる      —->> 30~50万円 
    3. アナログ放送だけが受信出来る—->> 30~50万円 + xx
    4. CS110/CSが受信できる    —->> 30~50万円
    5. 「住宅貫通方式」で状況悪し  —->> 100万円 以上

    **BS/CS/CS110 の新規追加工事は考慮していません。
    **+ xx は家庭のTV端子の交換が必要な場合 (3000円+工事費)* 戸数
    **30~50万円は 「地デジ対応UHFアンテナ」50000円+混合器5000円+架設部品代+工事費

    さぞ驚かれたことでしょう。 決して冗談ではなく、90%以上がこれで収まると考えています。

    業者に依頼すると、殆ど全ての電子部品を交換する事で、見積ってきます。
    責任上、最善の工事内容を提示してくるのは当然であろうかと理解は出来ますが、少々高額になりすぎです。

    業者の提示する工事内容を推察してみますと、

    1. 電子部品は消耗品であり、今後xx年を保証できない
    2. 5c-2v同軸ケーブルは770MHZまでの保証で地デジ帯域ぎりぎりである
    3. 住宅貫通方式配線では減衰が激しく、ブースター(増幅器)の追加が必要
    4. 安定受信の為には、全部品交換は当然
    5. お客様からの、クレームを最小限にしたい

    等の理由にあるものと推察します。

    では、経年劣化による故障発生は容認するが、地デジ対応工事は最少額で行いたい場合には?

     地デジ対応UHFアンテナだけ追加して、様子を見てみよう

    なのです。 
    それに、「地デジ対応UHFアンテナの設置」は必須追加工事項目ですから無駄にはなりません。
    住民の方々には「調査目的の工事であること」を良~く説明してから、UHFアンテナを追加してみればいいのです。

    結果がよければ、そして住民の方々が受信状況に納得してくれれば、それで地デジ対応改修工事は終了するのです。

    一度、トライしてみませんか?

    でも、実績を示さないと ご理解頂くのは難しいですよね。

    では、下に、筆者が住む共同住宅の実測定データーの一部を公開しましょう。
    【築後35年、低層住宅、「住宅貫通方式配線」、5c-2v同軸ケーブル、BS放送受信可能】

    ***クリックで拡大表示されます***

    改修工事の内容は、【地デジ対応UHFアンテナ + UHF+UHF混合器】 の追加だけでした。
    既に、UHF放送、BS放送が共同受信システムに組み込まれていましたので、UHFの周波数帯域で放送される地上デジタル放送を組み込むのには問題がないと考えていました。
    【BS放送の周波数(~1300MHZ)より、地上デジタル放送周波数(~770MHZ)が低い為】
    工事結果として

    • 住宅貫通方式配線によると思われる問題
    • BS15(NHK-BSデジタル)にブースターの高周波域の増幅量劣化?問題

    が残っていますが、90%以上の家庭から受信状況は良好とのアンケートの回答を頂いています。

    以上で

    地デジ対応UHFアンテナだけ追加して、様子を見てみよう

    は終りです。

    次ページでは、【工事の発注】をお話しします。

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  • 297 月

    アナログ放送の終了と、地上デジタル放送への切り替えが、切り替え日の接近と共に『社会問題』化してきています。

    このページでは、一番対応に苦労されていらっしゃるであろう,共同受信システム(共聴システム)の管理者の方々の為に,「地デジ対応改修工事実録」をお話しさせていただきます。

    最初に

    共聴システムの地デジ対応改修工事は100万以内で90%以上が収まる!

    事を申し上げておきます。
    もちろん、BSデジタルもCS110も追加したいと仰る場合には非常に高い工事費が発生するでしょう。
    でも、ご安心ください。 地デジだけだったら、対応改修工事は100万以内に出来る可能性が90%以上あります!

    では本論に移りましょう。
    団地、或いはマンションの「テレビ受信方法」は以下のように分類できます。

    1.  屋上に戸別のテレビアンテナを設置し、各戸まで配信
    2.  築30年前後で、「住宅貫通方式」を採用した共同受信システム
    3.  築30年前後で、「住宅完結方式」を採用した共同受信システム
    4.  それ以降の共同受信システム

    1. の場合は、各自「地デジ対応UHFアンテナ」を設置してください。

    2.3.4. の場合について以下の順で工事の工程を説明していきます。

    1.  団地、或いはマンションの【共同受信システム】の配線図を入手する
    2.  まずは、「地デジ対応UHFアンテナ」を追加してみる
    3.  その結果を調査する
    4.  不都合がある場合だけ、対応工事を検討する
    5.  結果の再検証と資料の保存
    6.  BSデジタル放送の追加工事を検討する
    7.  CS110/CS放送の追加工事を検討する

    最初の、『団地、或いはマンションの【共同受信システム】の配線図の入手』は、共同受信システム全体を掌握する為に必要な情報を確保することを意味します。

    アンテナの本数、混合器の種類と使用個数、ブースター(増幅器)の種類と使用個数、各棟、各階、各家庭への配線の経由等を知ることが出来ます。

    配線図は、団地/マンションの管理組合又は、管理会社に保管されているはずです。
    最悪の場合には、業者に依頼して作成する必要がでてきます。

    まずは、「住宅貫通方式」で配線されているか、「住宅完結方式」なのかをご判断ください。

    左端の配線図が 「住宅完結方式」です。
    30年位前から採用されている配線方式です。
    屋上に設置された分波器から直接各家庭に配線されているので、
    問題発生は少ない。
    又、各家庭内で数台のテレビに分波しても、他の家庭に影響を及ぼすことはありません。

    左から2番目の配線図が 「住宅貫通方式」です。
    30年前迄採用されてきた配線方法です。
    屋上に設置された分波器から各階/各家庭で分岐しながら
    最下階まで配線します。

    以下の問題を抱えています

    • 各階/各家庭での分岐毎に信号が減衰しまう
    • 家庭内で数台のテレビ用に分波すると、
      他の家庭に影響を及ぼす可能性があります
    • 途中階で行ったリフォーム等で、配線が切断される可能性があります

    ** ◎ は 各戸に設置されている、TVアンテナ端子です。**



    次ページでは、【まずは、「地デジ対応UHFアンテナ」を追加してみる】 をお話しします。

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